留学ホームステイの留守維持費

海外留学をしている方々が、留学先学校の夏休みや冬休みの短期間を利用して日本への一時帰国や現地の旅行などで、滞在先のホームステイを留守にするケースでの部屋の維持費「ホールデイング・フィー」の支払いについて今回は説明をしたいと思います。

留学ホームステイ先のホストファミリーは、日本で言うと「下宿屋さん」として生徒さんを自分の家に業として滞在をさせているので、継続的な部屋代を請求してくるケースがあります。これは、国や地域によって様々ですが、オーストラリアでは一般的なシステムです。カナダ(ブリテッシュ・コロンビア州)ではケースバイケース、ニュージーランドではオークランドのホストファミリーでは請求をされる(地方都市では請求されるのは現在のところ無いようです)場合が多いようです。

通常請求される金額は、毎週(毎月)支払っている代金の半額程度です。その理由は「食事を取らないので食費分の半額をホームステイ代金から差し引く」というものです。しかし、代金を支払う生徒さんの側からすると1ヶ月の不在期間となると、通常の半額といっても決して軽視できない出費になるので、休暇期間でホストの家を出発する前にホストファミリーの方に、いくらにして頂けるのかを粘り強く交渉するのが最善だと思います。その交渉を行っておかないと、語学留学などで渡航した時にホームステイ先に支払っているデポジット(保証金)を後で失う場合もあり得ます。

留学では、予期せぬ問題が起こるので、留学生の皆さんは常に何事にも事前に交渉するスタンスで対応して下さい。

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