アメリカ高校の銃乱射事件

高校留学生や大学留学生など多数の留学生を世界中から受け入れている国がアメリカです。そのアメリカでまた銃を使用した事件が発生しました。

2月14日に、フロリダ州の高校で、銃による事件が起きました。マイアミ北70キロにあるパークランド市の高校内で、男が高校生に向けてライフル銃を乱射しました。またかという思いです。

高校には多くの高校生がいて、この事件で生徒と教師17人が死亡し10人以上が病院で手当てを受けているとのことで、警察は、ニコラス・クルーズという男を犯人の疑いで拘束。クルーズは、この高校の元生徒で、トラブルを起こして退学になっていたとのことです。

アメリカでは銃による事件があとを絶たず、去年はネバダ州のラスベガスで、58人が犠牲となるアメリカ史上最悪の銃の乱射事件が起きました。アメリカの銃規制を推進する組織の発表です、自殺なども含めた中学高等学校での発砲件数は今年に入って、この事件で18件目になるとのことです。

アメリカでは、銃の乱射による凶悪な事件があとを絶ちませんが、銃規制の強化に反対する声が依然として根強く、銃規制が困難な現状です。高校留学に参加するためにアメリカに渡る日本人生徒のために、今後は銃社会ででどのように毎日を過ごすべきか、高校留学ガイダンスなどで行う必要があります。実際に、日本人の高校留学生がハロウインの夜にピストルで射殺されたという痛ましい事件が起きています。
アメリカに留学やホームステイで渡航して現地で生活することは、銃社会で生活するということを、これから渡米する大学生、高校生、中学生などの若い学生の皆さんには理解して頂きたいと思います。

海外就職はBULATS英検

最近、日本で受験者が急増しているBULATS(ブラッツ)という英語検定があります。BULATSは、ヨーロッパを中心として普及しているビジネス英語能力テストで、「仕事で使えるビジネス英語力の実力がわかる」との触れ込みで現在注目されています。

BULATSを受けるメリットは、パソコンでビジネス英語の「読む」「書く」「聞く」「話す」四技能を測れることです。実践的なビジネスシーンの英語力をこれから身に付けたい人におすすめの検定テストです。

とはいえ、TOEICでも四技能を測る試験運営が進められていますが、テストが二部式(L&R/S&W)なので、すぐに英語の総合力を判定できないという難点があります。そんな理由から、外資系会社などでは就職採用の際に、BULATSのスコアを求める企業が多くなっています。外資系企業就職や転職をしたいのであれば、BULATSのスコアを持っていると有利になるケースが多いのはこの理由からです。

海外に本社の有る外資系企業とは別に、日本の総合商社もBULATSを取り入れいます。三井物産、三菱商事、住友商事などでは、すでに導入されています。他日本の大手企業も今後どんどん導入を進めていくと思われますので、ますます世間から注目されることは間違いありません。

就職と転職にはTOEIC、社内資格はBULATSという住み分けになるかもしれませんが、TOEICはビジネス英語の基礎部分もあるので大学生には最適な英語資格といえるでしょう。TOEIC700点以下でBULATSを受験しても、テストの構成上かなり難しく感じるのではないかと思います。

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