語学留学で資格をめざそう

広島、岡山、福岡、山口、島根、愛媛から参加者の多い海外留学プログラム、その中で特に注目される「英語を学びマスターするための留学」である語学留学の目指すべき資格について考えてみたいと思います。

留学後に帰国して、単に英語が出来ると言っても、どれ位のレベルの能力なのかを世間で理解できる形で示せる「資格の取得」が鍵になります。世界各国の英語学校で学ぶと各留学コース最終日に修了書が授与されますが、国や留学研修施設によって修了レベルは異なるために、やはり国際的な基準である英語検定テストを受験して資格を示すことが大切になります。

最もポピュラーな資格がTOEIC(トーイック)です。TOEICは、特にアジアを中心に受検者数も多くビジネスの場で有効なコミュニケーション能力を示す資格として重視されています。このテストで、少なくとも730点以上を獲得したいもので、この点数は一定の資格として履歴書に記載して社会的評価を得ることが可能になります。

将来、大学や大学院に進む可能性のある人はアカデミック英語として評価が高い TOEFL(トイフル)やIELTS(アイエルツ)の資格取得をお勧めします。これらのテストは、教育機関で学ぶための基本となる学科英語を網羅して学問的な内容で構成された試験であることが特徴です。TOEFL iBT であれば80点、 IELTSであれば Band Score 6.0を目指すと良いでしょう。語学留学先には、これらのコースが留学生のために開講されています。

最後に日本の英語資格といえばやはり「英検」です。英検準1級は、多くの教育組織や企業で評価されるレベルです。さらに、これより上の英検1級は希少価値のある資格で、この1級を持っていれば国家資格の通訳検定の英語試験が免除されます。これから海外へ留学する皆さんで語学留学をする方は、これらの資格を目指して留学先で頑張って下さい。

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