博士号を取得した90才の女性

私には、80才になる母方の祖母が居ます。しっかりしたおばあちゃんで、病気をして医師にかかったことがありません。100才までは元気で生きると毎日規則正しい生活を送っています。

ところで、3月16日のYahooニュースで「フランスの91歳の女性が30年越しの論文を完成させて博士号(Phd.)を取得した」という記事がありました。昨日の3月15日に、フランス東部のブザンソン市にあるフランシュコンテ大学(University of Franche-Comte)で博士論文の口述試験に見事に合格されたとか。博士号取得者となったこのおばあさんは、コレット・ブルリエ(Colette Bourlier)さん。61才から30年間執筆を続けて博士論文を完成させたとのことです。この国で最高齢での学位取得記録のようです。

博士論文は「20世紀後半における、ブザンソンの移民労働者」とのことで「優」の評価を獲得したとか。この街で教員として外国からの移民に学問を教えたコレットさんの経験を踏まえた内容だそうです。フランスでは通常、博士論文を3年で書くそうですが、指導教官によるとコレットさんは型にはまらない学生で粘り強くがんばられたそうです。

学問も、仕事も、続けることが重要ですね。なので私もこれから頑張って、博士号を取れるチャレンジをしたいと思います。