アメリカで多発する銃犯罪

アメリカ、フロリダ州のオーランドで、先日、イスラム教信者を名乗る男が50人を銃で殺害した事件が大々的に報道されました。オバマ大統領もバイデン副大統領と一緒に現地に出向いて犠牲者に花を手向けて冥福を祈りました。アメリカは、銃を使った事件が多発する犯罪大国です。

以前、私がアメリカのニューヨーク・シテイに留学していたころ、市内の薬局で銃による殺人事件が起きました。犯人の男は、処方箋の痛み止めが欲しいうことで、強盗殺人を犯したのです。店内にいた人も、至近距離から撃たれて、死亡しました。被害者の店員の1人は、高校生のアルバイトでした。残念なことに、その事件は未だ犯人が捕まっていません。

その2年前には、私の滞在先アパートの3ブロック先の酒屋で強盗殺人事件が発生しました。その時も、店主夫婦2名と店内にいた客2名が撃ち殺されましたが、その事件も未解決で迷宮入りになっています。この時の犯人は、レジからお金をわしづかみにして逃走したそうです。私も、時々その前を通るので、犯罪が他人事とは思えません。

アメリカは銃社会なので、こういう凶悪事件が頻繁に起きて毎日報道されていました。留学生活をアメリカで送っていた頃、とにかく毎日事件に巻き込まれないように、注意をしながら生活していたことを今でも覚えています。日本に犯罪がない訳ではありませんが、アメリカに比較すると安全な国なので幸せだと思います。