アメリカ留学の頃-1

前のブログに書きましたが、私は大学生活を一時期をニューヨークで過ごしました。ニュヨーク大学の3年生に在学していた時期があります。「一時期在学した」というのが、日本と違うところで、アメリカでは入った大学と出る大学が違う人が半分位いて、私もその例外ではありません。(勿論、日本のように入学した大学を卒業する人も大勢います)

アメリカ人の学生は、地元の高校を出ると、高校在学中に受けた「大学進学適正テスト(SATと呼ばれる日本の大学センターテストの様な共通試験)」の結果で、高校のカウンセラーと相談して、進学先大学のレベルと専攻を決めて4年制大学に進学します。SATの結果がかんばしくない生徒やSATを受けなかった生徒は、地域にある2年制大学、コミュニテイ・カレッジ(私立の場合はジュニア・カレッジといいます)に入学します。そこで、一部の人は日本で言う専門学校のような教育を受けたり、4年制大学の3年次に編入する一般教科を学びます。コミュニティ・カレッジに進学する生徒のひとつの理由は学費が安いこと。

私も横浜市の高校を卒業してアメリカに来たときは、カリフォルニアのロサンゼルス近郊にあるシトラス・カレッジに入学しました。当時の学費は1年間5000ドルだったことを覚えています。