ニュージーランドのビザ申請

ニュージーランドの学生ビザ申請時の提出書類が多様化を呈しています。一昨年に、オーストラリア同様「電子ビザ」に移行したNZビザの申請方式ですが、これに伴い残高証明、活動記録などの提出書類が複雑になっています。

学生ビザ申請では、①ネット利用でのオンライン申請、②VFSビザ申請センターを経由しての書類提出による申請の2方式を選べます。この申請方式毎に要求される書類が若干異なります。

例えば、オンライン申請では、財政証明として残高証明の他に通帳の取引記録ページの提出を求められる場合があります。NZ大使館が銀行取引を確認することで、日本に居住している事実を確認しているものと推測されます。VFSビザ申請センター経由での申請では、財政証明は残高証明のみで受け付けられていますが、日本の在学先学校からの推薦状や卒業証明書が求められる場合があります。留学生自身のショートエッセイも必用です。今後は成績証明書などが必用になる可能性があります。

ビザの審査期間は短くなっており、オンラインでは1週間で、VFS経由では3週間程度で書類に不備がなければビザが発行されます。NZのビザは現在メールで送られてきますので、それをプリントして現地に持参して下さい。

ところで、健康診断も昨年より電子化されます。以前はニュージーランド大使館の指定する病院に、健康診断書をダウンンロードして持参して受信しましたが、この書類は必要が無くなりました。パスポートと写真と健康診断の代金を持参して、病院で健康診断を受ければ良いようになりました。この時に健康診断を受けた証明書類が発行されますので、それを保管して下さい。

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イギリスの健康保険加入

イギリスの留学生が申請する就学ビザをTier-4と呼ばれます。このビザは6ヶ月以上の長期間英国に滞在する学生が申請するビザで、指定された書類により厳格な審査が行われ発行されます。このビザの申請手続き条件は度々変更されてきました。

現在、イギリスへ留学する場合には、留学生はNHS(英国健康保険)への加入が義務付けられています。これは近年導入されたもので、イギリスに6ヶ月以上滞在するヨーロッパ以外の国籍者は、滞在中にNHS対象者となるために、事前の健康保険付加料支払いが必要になります。以前は、労働や就学で訪英するヨーロッパ以外の国籍者は、英国のナショナルヘルスサービス(NHS)の無料診療を受けることが可能でした。

この健康保険付加料は、年間約200ポンド(学生は年間150ポンド※今後変更の可能性があります)で、個々のオンラインビザ申請を提出する時に支払います。ビザ申請者は、英国ビザ合計期間に対して前払いが必要となり、その証明がないとビザが申請できません。英国へ短期滞在者ビザで訪れる人はNHSい加盟する必要はありません。個別に自国の海外旅行障害保険へ加入すれば問題ありません。この詳細はImmigration health surcharge: information for migrantsで確認ができます。

しかし、この制度は英語のEU離脱に伴って流動的ですので、今後も注意する必要があります。

語学留学でボランテイア準備

2018年2月9日から2月26日まで、賑やかに開催された韓国の冬期五輪競技大会「平昌ピョンチャン・オリンピック」。2月26日に華やかな閉会式が行われました。そして3月8日からは、いよいよパラリンピックが開催されます。また平昌の競技会場は多くの若者で賑わうことでしょう。

今回のオリンピックでは、2万人にのぼる韓国の方々がこの大会運営をサポートするボランティアとして参加したという報道がありました。多くの学生を含む韓国の若者達がこのオリンピックを支えて大会が無事に終了しました。

いよいよ次は日本で開催される2020年 東京オリンピックの開催です。夏のオリンピックは冬の五輪競技大会に比べて規模が大きいために、ボランティア・スタッフだけで3万人以上が必要だといわれています。その募集の条件が英語力です。

最近、この2020年 東京オリンピックに向けて英語をマスターしたいという方々が増えています。日本国内で英語学校に通って英会話をマスターする派、短期留学を含んだ語学留学や英語研修で英語をモノにしたい派など、多様な英語学習への取り組みがなされています。

もちろん、トビタテ!留学JAPANなどの奨学金制度を利用する学生もいて、この留学生の留学参加動機もオリンピックでの活動を意識している人がいるようです。

世界中から訪れるスポーツアスリート、それを支えるスタッフ関係者を私たちの英語と国際的感覚で「おもてなし」することは素敵なことです。海外体験を活かして世界に貢献できるチャンスが次は日本に訪れます。

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アメリカ高校の銃乱射事件

高校留学生や大学留学生など多数の留学生を世界中から受け入れている国がアメリカです。そのアメリカでまた銃を使用した事件が発生しました。

2月14日に、フロリダ州の高校で、銃による事件が起きました。マイアミ北70キロにあるパークランド市の高校内で、男が高校生に向けてライフル銃を乱射しました。またかという思いです。

高校には多くの高校生がいて、この事件で生徒と教師17人が死亡し10人以上が病院で手当てを受けているとのことで、警察は、ニコラス・クルーズという男を犯人の疑いで拘束。クルーズは、この高校の元生徒で、トラブルを起こして退学になっていたとのことです。

アメリカでは銃による事件があとを絶たず、去年はネバダ州のラスベガスで、58人が犠牲となるアメリカ史上最悪の銃の乱射事件が起きました。アメリカの銃規制を推進する組織の発表です、自殺なども含めた中学高等学校での発砲件数は今年に入って、この事件で18件目になるとのことです。

アメリカでは、銃の乱射による凶悪な事件があとを絶ちませんが、銃規制の強化に反対する声が依然として根強く、銃規制が困難な現状です。高校留学に参加するためにアメリカに渡る日本人生徒のために、今後は銃社会ででどのように毎日を過ごすべきか、高校留学ガイダンスなどで行う必要があります。実際に、日本人の高校留学生がハロウインの夜にピストルで射殺されたという痛ましい事件が起きています。
アメリカに留学やホームステイで渡航して現地で生活することは、銃社会で生活するということを、これから渡米する大学生、高校生、中学生などの若い学生の皆さんには理解して頂きたいと思います。

海外就職はBULATS英検

最近、日本で受験者が急増しているBULATS(ブラッツ)という英語検定があります。BULATSは、ヨーロッパを中心として普及しているビジネス英語能力テストで、「仕事で使えるビジネス英語力の実力がわかる」との触れ込みで現在注目されています。

BULATSを受けるメリットは、パソコンでビジネス英語の「読む」「書く」「聞く」「話す」四技能を測れることです。実践的なビジネスシーンの英語力をこれから身に付けたい人におすすめの検定テストです。

とはいえ、TOEICでも四技能を測る試験運営が進められていますが、テストが二部式(L&R/S&W)なので、すぐに英語の総合力を判定できないという難点があります。そんな理由から、外資系会社などでは就職採用の際に、BULATSのスコアを求める企業が多くなっています。外資系企業就職や転職をしたいのであれば、BULATSのスコアを持っていると有利になるケースが多いのはこの理由からです。

海外に本社の有る外資系企業とは別に、日本の総合商社もBULATSを取り入れいます。三井物産、三菱商事、住友商事などでは、すでに導入されています。他日本の大手企業も今後どんどん導入を進めていくと思われますので、ますます世間から注目されることは間違いありません。

就職と転職にはTOEIC、社内資格はBULATSという住み分けになるかもしれませんが、TOEICはビジネス英語の基礎部分もあるので大学生には最適な英語資格といえるでしょう。TOEIC700点以下でBULATSを受験しても、テストの構成上かなり難しく感じるのではないかと思います。

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広島に雪-留学生と寒波

アメリカのミシガン州、ミネソタ州など北部地域大寒波の気象状況は前回のブログで語学留学生便りとしてお伝えしました。しかし、この冬の異常気象は、アメリカだけに留まらず、ロシアでも、そして温暖といわれる日本の広島市でも発生しています。今年の1月は、中旬から下旬にかけて市内でも雪が積もる寒い日々が続きました。

ところで、広島には多くの留学生が生活しています。特にアジアからの留学生が多く、タイ人の他、マレーシア人、ベトナム人留学生が広島駅前近くの留学生会館で生活をしています。海外の留学生と交流する広島の学生も多く、冬時期には北部のスキー場でスノボの留学生サークルが開催されて賑わいを見せます。

タイやマレーシアでは、それらの国の山岳地帯を除いては雪が降ることがほとんどないとのことで、先日市内に積もった雪が留学生である彼らには相当珍しい現象の様子でした。この日は、関東でもドカ雪で東京では首都高速が麻痺したというニュースが伝わってきました。中国地方では、日本海側の島根県や山口県では各地で20センチ程度の積雪があったとのことです。

しかし、逆にオーストラリアやニュージーランドなどの南半球都市では例年以上に暑い日が続いているとオークランドの高校留学中の木村君からメールが届いています。オーストラリアの一部地域では水不足が発生しているとのことで異常気象が世界的な規模で起こっていることは間違いないようです。外国生活を送る皆さんも健康に気を付けて、留学生諸君も元気で冬の時期を乗り切って下さい。

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アメリカ大寒波で留学に影響

アメリカのミネソタ州のミネソタ州立大学 The University of Minnesota に語学留学中の大原湧君から新年の挨拶メールと英語留学の近況報告が届きました。

アメリカ北部は、この州を含めて、オハイオ州やミシガン州なども多くの都市で大寒波とのことです。留学生の大原君によると、ミネアポリス&ツインシテイでも、マイナス20度を記録したとのことです。さらに、カナダのオンタリオ州ではマイナス30度に達した町があり凍死者が出たと知らされました。

そもそも、瀬戸内地方に住んでいる私たちが「マイナス10度」の世界を想像することは相当に難しく「0度より低いのだろう」位しか考えることができません。広島など中国地方では厚手のジャンパー1枚で外出しても充分に過ごせる冬の外気なので、オンタリオ州の「マイナス30度、凍死者あり」となると、その現実を理解できないというのが本当のところです。

外はドカ雪の極寒の中をどのようにして留学生たちが大学校内を移動するのか大原君に尋ねたところ、大学キャンパス内の主要な建物はESL英語コースのセクションを含めて地下道で繋がれているそうです。他の留学生たちとショッピングモールやレストランなどに行く時は重装備の防寒着を着て外出したり、暖房の効いたバスで移動するとのことです。

アメリカの大学はどの建物内部も全てセントラルヒーテイングが施され、英語留学や大学留学生が滞在する寄宿舎の内は長袖Tシャツで過ごせる位に暖房が効いているそうです。この冬に北米に留学や海外渡航をする方々は、防寒対策をしっかりされて渡航するのがよいでしょう。

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留学生の学費が高騰

近年、何れの国の留学先学校に於いても、留学生の負担する費用が著しく上昇しています。毎年5%以上、多い場合は10%に達する学校経費の上昇率ですが、それを5年間のスパンで見ると単純計算で5年前学費の25%~50%のアップ率となります。

例えばアメリカのロサンゼルスの主要な語学学校学費は、5年前は4週間フルタイムコースで、$750~$850程度でしたが、現在は軒並み$1,000~$1,200に推移しています。滞在費も米国の好景気による物価上昇の影響を受けて、一般住宅地のホームステイ代でも Half Boardの個室で$900を切らなくなりました。滞在するエリアの治安や生活環境によってこの金額は上下しますが、授業料と滞在費だけで$2,000以上、これに昼食代、交通費、雑費の月額予算$800加えると月額$2,800、日本円では現在のレートで月額32万円位が必要になります。1年間の留学では380万円以上の現地費用が必要になります。

これが、大学留学となるとさらに高額で、UCLAの文系学部留学生向け学費は$30,000~$35,000、映画監督で著名なスピルバーグ氏の卒業したSouthern California Universityは私立大学ということもありUCLAより高額で$35,000~$40,000の年間学費と発表されています(※2017年各大学発表資料による)。

学費の高騰が続く現状に於いても、アジアからの留学生は増可の一途をたどっています。発展途上国の事業家や富裕層の子女がアメリカ教育を受けるために、特に米国の大都市部の有名大学に押し寄せるという構図が出来上がっています。

日本は独自の奨学金制度を設けて優秀な若者の海外留学を支援していますが、押し寄せる国際化の流れに力強く対応するために、より高度で安定した継続的留学支援の制度を設ける必要があります。

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海外留学での国際貢献

アメリカでひとつの国際問題が発生しました。アメリカ大統領トランプ氏が12月6日に、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教共通の聖地であるエルサレムを、イスラエルの首都と認定するという方針を固めてイスラエルのアメリカ大使館を、テルアビブからエルサレムに移転するとアナウンスしました。

この内容は相当に難解なので、国際政治の専門の方ににその評論をお任せするとしますが、問題なのは、この措置によって世界がより混乱を極めて、その結果留学生や国際文化活動を海外で目指す若者たちがテロの危険に遭遇するリスクが高まったことにあります。

世界中の人々が戦争を回避して平和に暮らせることが永遠のテーマであるにしても、異なる宗教、主義、主張の壁を越えて多様な民族が、それぞれの利益や言い分を互いに理解して共存を継続することは難しいのが現実です。

これから留学する方々が、その渡航先がアメリカやカナダなど北米でも、イギリスやヨーロッパ諸国でも、あるいは比較的テロ事件の発生する可能性が低いといわれるオーストラリア等オセワニア諸国でも、常に海外で生活を送るのに今まで以上に気を引き締める必要があります。日本人の私たちが海外で出来る限られたことといえば、自分の安全を自分で守り、その中でしっかりと学び、あるいは可能な範囲で国際交流活動をして事故や怪我なく日本に帰国することこそが国際貢献の基本であると言えるでしょう。

 

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留学生便り…アメリカの銃事件

アメリカの大学語学コースに留学中のエースの留学生の山内さんから昨日メール届きました。日本のテレビでドナルド・トランプ大統領のスピーチ映像と共に伝えられた「テキサス州の教会での銃乱射事件(以下の記事を参照下さい)」についてです。アメリカで留学生活を送っている日本の大学生や高校生は、日本では起きることのない重大な事件によって、少なからず動揺をしている模様が伝わってきます。

日本でもピストルなどの「銃による凶悪事件」は起きているようですが、それらは暴力団抗争などの事件としてまれに起きたという記憶がありますが、集団で一般の人が犠牲になるという銃による事件は記憶にありません。日本での事件は、刃物によるケースがほとんどだと思います。

実際にアメリカへ留学して現地で生活を送る時には、夜間の外出や、現金の持ち歩き、人の集まるところに行かない、政治的な集いあるいは宗教的な催しに参加しない、などの注意が必要です。アメリカでも、イギリスでも、フランスでも、銃による事件は、そのほとんどが前述した状況下で起きています。

外国での生活では、自分の身は自分で守るという気持が重要になります。これから留学をされる方々は、自分だけは大丈夫という気持を捨てて、常に安全な行動をするように心がける必要があります。

BBCニュースジャパン 2017年11月6日配信

米テキサス州サザーランド・スプリングスのキリスト教バプテスト派教会で5日午前11時半(日本時間6日午前2時半)ごろ、日曜礼拝中に男が銃を乱射し、少なくとも26人が死亡したという。警察によると、男は事件直後に死亡しているのが発見された。
グレッグ・アボット州知事は記者会見で、死者数を発表。同州史上最悪の乱射事件だと述べた。
「苦しむ人たちにとって、長く辛い追悼の日々が始まる」と知事は述べた。
テキサス州公衆安全局のフリーマン・マーティン氏は、被害者は5歳から72歳だと話した。調べによると、少なくとも20人が負傷し、病院に運ばれた。
マーティン氏によると、容疑者は20代前半の白人男性。黒ずくめの服服装で、防弾チョッキや戦闘服のようなものを着ていた。アサルトライフル(自動小銃)を持ち、教会前で発砲し始めた後、礼拝中の教会内に入り乱射したという。
地元住民が「自分のライフルをつかみ、(容疑者に向かって)撃ち始め」、男は車両で逃走。住民が車で追跡したところ、男の車両が障害物に追突して停止した。警察は、容疑者が車内で死亡しているのを発見したが、自分で自分を撃って死亡したのか、反撃した住民に撃たれて死亡したのかは不明だとマーティン氏は説明している。
米メディアによると、銃撃犯はデビン・P・ケリー容疑者(26)。警察は、男の身元を発表していない。
被害のあったファースト・バプテスト教会のフランク・ポメロイ牧師は米ABCニュースに対して、自分の14歳の娘アナベルさんが乱射で死亡したと話した。牧師夫妻は事件当時、オクラホマ州にいたが、娘について「とても美しい、特別な子供だった」と電話インタビューで話した。
教会に近いサンアントニオのユニバーシティー・ヘルス・システム病院はツイッターで、子供4人を含む負傷者を少なくとも10人、手当てしていると明らかにした。

tekisasu