近づくハロウィン・ナイト

アメリカのルイジアナ州の公立高校に交換留学している岡山市県出身の石田芳香さんからハロウィンについての様子を知らせるメールが届きました。留学先のバトンルージュでは、今月31日のハロウィン・ナイトに向けて、子供たちが仮装に使う衣装の準備を始めたとのことです。ホームステイ先近くのスーパー・マーケットでも入り口付近にこの日のための装飾用カボチャが早々と売り出されているとのことです。

Wikipediaでは

ケルト人の1年の終わりは10月31日で、この夜は秋の終わりを意味し、冬の始まりでもあり、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていた。時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。

と、このイベントの始まりが紹介されているハロウィンですが、日本でも5年前くらいから全国的に定着しました。去年の東京JR渋谷駅前のスクランブル交差点には多くの若者がハロウィン向けの仮装をして繰り出し、一部の若者が暴徒化して自動車をひっくり返して騒ぎを起こし多くの逮捕者が出たのは記憶に新しいところです。今年は、こういった混乱と事件を避けるために渋谷駅近くのコンビニでは10月31日はアルコール類の販売を自粛するようです。

アメリカでもハロウィンの夜は、犯罪者が覆面で顔を隠して強盗や泥棒などの事件を起こすことがあり、近年は子供たちの仮装行列に保護者がついて回る街や地域が増えていると先述の留学生が話していました。今年は、無事で楽しいハロウィン・ナイトになることを期待しています。