英語教育と留学

英語の学校教育が進化変遷の時を迎えています。

最近の小学校の授業の取り組みとして、タブレットやデジタルブック、それを映し出す黒板型の電子ディスプレイ英語の授業に取り入れられてきました。2019年度には、このシステムが全国で1000校程度の小学校に導入されるとの報道です。
その流れは、中学高校にも及んでいきます。

教師は、メインPCから生徒のタブレットにアクセスして、その内容を抜き出し、前面の画面に映し出して授業を進めています。しかし、ディスプレイは目に良くないことから、授業に使用する時間を半分程度に抑えて進行する模様です。このシステムで、学校教育のデジタル化は益々進んで、教師の指導方法も大きく変わって行きそうです。生徒には「暗記ではなく考える」という思考発展型の教育が浸透していくことは間違いないようです。

10年後には、バーチャルでの英語教育が浸透して、例えばゴーグルを使用して、外国旅行、海外留学、そして外国人との英会話の疑似体験ができるシステムが取り入れられる可能性が広がります。

しかし、デジタルITによる教育が普及する状況に反して、子供たちの英語学習では現実的アナログの催しも重視されると予想します。外国人との触れ合いに重きを置いた企画体験として、例えば外国人の英語講師を学校に来てもらい、英語の歌を一緒に歌ったり、また英会話のロールプレイングを開催して、海外生活に近い環境を身近で子供たちに体験させる「人間性が溢れる」催しも開催されます。

将来にわたって年を追う毎に教育現場のデジタル化が進むことは間違いありませんが、いつまでも人間として血の通う授業でであってほしいと思います。

minimini

新元号「令和」が決定

新元号「令和」が本日4月1日に発表されました。元号発表のテレビ中継をご覧になった方も多いと思います。丁度、成田空港からアメリカ留学に向けて出発する留学生からメールが入り「元号が令和に決まり歴史に残る日に出発できて忘れられない思いで日になります」という連絡が入りました。時代は確実に平成から令和に移っていきます。

新元号を予想するイベントは、昨日まで各地で続き、お祭り騒ぎになる場合もありました。東京や大阪の一部のスーパーや商店街などでは元号を予想するクイズキャンペーンが開催されました。元号予想が当たったらお買い物券がプレゼントされるというものです。ウエブサイトではドメイン名の予想登録が相次ぎました。新元号を当ててドメインを販売しようという取り組みなのでしょう。しかしreiwaを予想した人はほとんどいなかったと思います。

今回の新元号予想は、天皇陛下の生前移譲という状況から明るい雰囲気の中で幅広い年齢層が予想に参加しました。最新技術の人工知能(AI)を駆使して新元号を予想するという取り組みもあったようです。私たちも新しい元号の時代にこそ、新しい留学の時代を求めて令和の文化を求め続けます。

平成時代の31年間は、実際に日本の教育制度も国際環境に対応して大きく変化しました。インターネットの普及もともない英語の重要性が叫ばれました。大学入試改革も進んできました。中学生、高校生からの海外留学が奨励され、トビタテ留学Japanなどでは多くの若者が新しい留学プログラムへ参加をしています。令和の元号のもとで、日本の国際文化がさらに発展して、新しい留学文化が根付くことを期待したいと思います。