イギリス就学ビザ緩和に期待

今回は、イギリスの学生ビザ-Tier Four Category Entry Permit が緩和されるのではないかというお話です。

イギリスの保守党の党首選挙で、メイ女史が次の総理大臣に就任することが決まりました。今後の予定では2016年7月13日迄にイギリス女王のアクレディションによってこの地位に就任されます。イギリスでは久々の女性総理大臣の誕生であり、「鉄の女」と呼ばれたサッチャー首相の再来となるかもしれません。

さらに、アメリカではクリントン上院議員が、近く開催される大統領選挙でアメリカの大統領に選出されるとなると、ドイツのメルケル首相を加えて、女性の指導者が国際政治を司り、これからの世界の歴史を作ることになります。

残念ながら、キャメロン首相は7月13日に英国の新首相就任に先立って、議会で辞任の演説をするとのことです。あのイギリス英語のスピーチが聞こえなくなると思うと、本当に寂しい思いが残ります。

EU離脱を巡る国民投票で、メイ女史は残留派だったのでEUとの離脱交渉は、メイ女史が英国での政治体制を整えた後の来年中になると推測されます。メイ女史は、英国へ流入するEC移民に反対の立場であったので、その逆に、高い学費を支払い英国に利益をもたらすアジアからの留学生に就学ビザ発給プロセスを簡素化する事が期待されています。

英国のメイ新首相
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