マクド比較

イギリスのEU欧州連合離脱問題で、英国通貨であるポンドの為替相場が下落しています。今まで留学生はポンド高に泣かされてきました。今こそ、英国留学のチヤンス到来といえます。イギリス国民のEU離脱選択で、これにマーケットが反応してイギリスの通貨が売られています。今後は、英国内の都市部、特にロンドンの地値下落が発生する可能性があります。

ところで、昨年6月の為替相場は、1ポンド=200円でした。

日本の留学生が、ロンドンのピカデリーサーカスのマクドナルドでハンバーガーを買うと£1だったので、日本の倍お価格に驚きました。コカコーラも£1で、これも日本円で200円ですので倍の価格だと嘆きました。ちなみに、日本ではハンバーガーとコカコーラで200円です。

マクドナルドは世界中にあるので、このお店の主要商品の値段を比較することを【マクド比較】といいます。それを基準に為替レートの適正を考えてみる経済学です。ポンドの対円相場は、先月23日のEU離脱の英国民投票が近づくにつれて下がり、離脱決定後には133円台に急落して、最終的に128円台を付けました。

しかし、マクド比較によると、£1=100円なので、まだまだポンドは円に対して高いことになります。