先程のニュースで、テキサス州ダラスで、アメリカで警官5人がピストルで撃たれて死亡したとの報道が入りました。銃撃犯は白人を殺したかったというのが動機のようです。アメリカの一連の拳銃事件はとどまるところを知りません。
ダラスは、フォートワースという空港のある町からほど近いテキサス州の都会で、年中熱いところです。南米系の移民や、黒人が多く暮らす町で、石油産業、エネルギー商社が多く集まります。先日の黒人の射殺事件の抗議デモの最中に、突然銃撃があり、警官の死者と負傷者がでたとのことです。アメリカで警察に対する一回の攻撃で、これほど多くの死者が出たのは初めてとのことです。
留学生や旅行者が、アメリカなどの銃規制が緩やかな国で、拳銃による事件に遭遇したらどうするか。まず、普段から拳銃を使った事件が身近に起きることを想定しておく必要があります。自分の近くで銃声が聞こえたら、その場所から遠ざかることが望まれます。それが出来ない場合は、物陰に隠れることや姿勢を低く保つこと、そして逃走する経路を確保することが重要です。外国では夜は出歩かないこと、知らない地域や治安が悪いといわれる地域、黒人街などに近づかないことがポイントです。